営業担当者とSEの壁

営業担当者がSEに抱く不満とは:ITpro

 「もっと顧客から課題を聞き出す力があればなあ」「専門知識を生かして積極的に提案してもらえると助かるのだが」---。

 営業担当者がITに関する商談で客先を訪問した際に、同行したSEに対してこんな不満や要望を抱いている。顧客に対して「何をすればいいのでしょうか」と“御用聞き”に徹して提案しようとしないSEや、顧客と積極的にコミュニケーションを図ろうとしないSEに対して、営業担当者はもどかしい思いをしているのだ。

こんな意見はよく目にする。しかし、専門知識を持った人が歩み寄らないことばかりに目がいってるが、なぜ営業担当者が専門知識を得ようとしないのだろうか不思議でしょうがない。

しかし、中途半端な知識が、一番厄介なんですよね。というか、しょうもない知識(しかも時々間違いも含んでいる)が、見ててちょっとイタイ。「サルでもわかる」系の本で得た知識なんて、所詮新卒程度のもんなんですし、本気でやる気じゃないと、下手に足を踏み入れないで欲しいとも思っているんですよね。正直な話。

Web2.0という言葉も、最近はもう乱用されすぎて、ネタにしか聞こえなくなった。
本当は、恐れ多くてとてもじゃないけど使えないような言葉だから、それの裏返しでネタとしてしか使えないような状態。それを気軽に、しかもまじめに使ってる技術系ではない人をみると、殆どの場合、なんだかすごく下品に見える。下品に見えるのは、普通に意味を間違っているから?いや、「お金」が絡んでいるから?どちらにせよ共通しているのは、誇大解釈しすぎ。
そうか、この辺が許せないから、技術の道に進んでいるんですね。欲張りな要求が気持ち悪い。

web2.0ってイケメンって意味と同じなんだ::したらば元社長日記

web2.0という言葉に辟易し始めている人が最近多い気がします。実はおいらもちょっと食傷気味なのです。

SEは要求を出来るだけシンプルにまとめようとして、営業は出来るだけたくさん解決しようとする。そして、このあたりの溝を埋める努力を、SEに要求している。営業が歩み寄ってくることに対して、SEはむしろ迷惑に思っている。

あぁ、やっぱこの壁は高いな。

※ここでいう営業とSEというのは、かなり偏見が含まれているので、気を悪くした人はごめんなさい。